1998年の創刊以来19年が経過し、20年めに入りましたが、その間情報を提供して頂いた皆さんと受け取って頂ける皆さん、このシステムを支えていただいてきたエンジニアやスポンサーの皆さんのおかげで今年も一年間情報を送らせていただくことができました。心より感謝申し上げます。
20年前、私は新聞記者をしていたわけですが、取材先のある企業が事務所の改装に伴い、机と書類棚40組ほどが不要になり困っていました。担当者は「取りに来てくれるなら、全部タダであげるのに」とぼやいているのを聞いた私は「私の知人に聞いてみますね」と言って帰り、ありったけの人に電子メールでこの話を伝えました。
すると即日完売(?)。7人の方からお申し出があったそうです。わけていただいた方からお礼を言われ、担当者にもお礼を言われました。私も嬉しくて「ああ『三方良し』ってこういうことなんだ(ホントはちょっと違いますけどね)」と思ったものです。
当時はまだ「電子メールって何?何に使うの?」という方も多く、ホームページより簡単に情報伝達するメディアになりうるということを実感していただくため、この『読者投稿によるメール新聞』を始めました(当時は『まぐまぐ』はおろか、メールマガジンという言葉さえありませんでした)。投稿はメールで来たものをコピペ、配信の際のメールアドレスは全てBccでした。投稿の内容はなぜか昨今セミナーのお知らせが圧倒的に多いのですが、求人でも、売りたし・買いたし・あげます・もらってください、でもいいんですよ。
もともとは全てを無料で提供していましたが、システムの構築やメンテナンス、サーバーレンタル費をまかなうため、投稿を有料にしました。それでも年間1万円で6千人の読者に何回でもDMを出せると思えば安いもの。自ら新たにメルマガを立ち上げるより、ずっと楽だと自負しています。
https://www.seminar-portal.org/usage
創刊20周年を記念して?久々のバージョンアップを行ないました。連携する「名古屋セミナーポータル」
https://www.seminar-portal.org/
で、そのまま参加申込みができるように、また終わってしまったセミナーの主催者に再開催のリクエストができるようにもなりました。
メルマガと連携していたフリーペーパー「名古屋セミナー通信」は数ヶ月前の情報を収集するのが困難なことから休刊となってしまいましたが、そのぶん名古屋セミナーポータルのリニューアルと充実に力を入れます。乞うご期待。
来年もおつきあいのほどをよろしくお願いいたします。
一般社団法人東海中小企業支援協会
不定期ビジネスニュース担当 三ッ口洋一